社長ブログ
先日(7月18日)に東京で木造ドミノ研究会の研修に行って来ました。
テーマは「住宅性能と健康」についてでした 。
この本を書かれた甲斐徹郎先生が講師を務めてくださいました。
断熱性がいい暖かな家と寒い家とは健康寿命が4歳違うことをまず話されてから「体感の不思議さ」についてもお話ししてくれました。
気温25度はちょうどいいがプールの水が25度だと冷たいのはなぜ?
答えは空気と水では熱の伝わり方の速度が違うから。
空気は断熱材にも使われるほど熱が伝わりにくく水は熱が伝わりやすい。
熱の伝わる速度が早いほど冷たく感じるのだという話です。
今は暑い時期ですが家づくりでも気温だけでなく、体感温度を下げる為の手法をいろいろとお話ししてくれました。
太陽の照り返しを防ぐ手法、バルコニーからも照り返しで不快になる事。
風通しは南北に窓を抜けさせる事がよく人に風があたらなくては涼しく感じない事。
人は快適さをまず服でコントロール、次に家でコントロール、そして庭でコントロール、隣や周囲の環境でコントロール、各家の北側の植栽が街並みも美しく体感温度も快適にする事も言われていました。
リメックスの家づくりも共感する事が多く自分がやってきた事が理論づけられて説明された事がとても嬉しかったです。
写真は本の著者で当日の講師を務めてくださった甲斐先生と懇親会での写真です。
緑のカーテンや家の配置、窓の位置、庭、近隣との関係など高気密高断熱だけでなく外の環境の取り込み方で快適さは変わってきます。
お客様に性能はもちろん自然の快適さを取り入れて真に快適な家づくりを頑張ろうって気持ちに改めてなりました。
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