社長ブログ
本日7月29日、県産材利用セミナーで「木材の耐久性と保護塗料について」の講習会がありました。
リメックス も外部にはよく木材も使っています。
県産材供給の協力工務店として登録しているので、もちろん私が参加して勉強してきました。
素材の木材というよりは塗料についての勉強会でしたが私も行って良かったと思いました。
第1部では木材の耐久性と保護塗料についての研究をしている日本大学 生物資源科学部の木口 実先生のお話でした。
木材は見た目にもオシャレで加工もしやすく柔らかな感じもあるので最近では大型建築物にもよく使われています。
木は太陽光や水に濡れる事で劣化して銀白色になって来るのですがアメリカではその色はカッコいいという認識なので保護塗料も最初から銀白色が人気だという事です。
リメックス のモデルハウスの色も最初から黒っぽく古くなってもいいように塗っていましたが銀白色でも良かったと思いました。
また、木材の保護塗料には乾燥した材に染み込ませる含浸(がんしん)型と表面に塗膜を形成する造膜(ぞうまく)型があると聴きました。
木目を生かして見せるのは含浸型が良いのですが塗り替えが含浸型は3年から5年程ですが造膜型の方が塗装は3年ほど長持ちするそうです。
リメックス の外部に使っている木材はあらかじめ長持ちさせる為にフェノール樹脂を加圧注入してあるので染み込みが悪いので含浸型と造膜型の中間の半造膜型が良いと塗料メーカーの方に言われました。
木部を太陽光から守る為の塗装ですが木部自体は腐らず長持ちするので、できれば塗装も長持ちさせたいものです。
木の劣化は人の肌の日焼けに似ているとの事です。
木部の保護塗料は日焼け止めクリームであり日焼けしない為の長袖の服だとの事でした。
また、木部を濡らさない為の長い軒庇も有効だという事です。
木部の表面劣化も人の肌の日焼けに例えて分かりやすく解説してくれた木口先生には感謝です。
塗料と建物の庇を利用して長持ちするメンテナンス性の良い家づくりを推進したいと思いました。
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