社長ブログ
今年も暑い日が続きますね。体調にはどうぞ気を付けてお過ごしください。
夏に家の中で快適に過ごす為には、エアコンは欠かせないものになりました。
家づくりも省エネ化が進みエアコンが効きやすいように断熱性や気密性の数値が良い家が評価される時代です。
しかし私は上記の考えに全て賛成はできません。
リメックスでも約9年前にゼロエネルギーハウスのモデルハウス「やあたの家」を建てて断熱性、気密性、換気性能に力を入れてきました。
自分が家を建ててみて、その家で過ごしたからこそ分かる発見も多々ありました。
性能を数値化する事が最近は当たり前になっていますが、昔からあったアナログ的な要素も、とても大切でかなり家の中に影響を受けるという事を忘れてはいけません。
一年中、暑い訳でもなく外が快適な時期もあるので、やはりエアコンを使わない時期の快適さも考えた方が良いです。
断熱性や気密性の数値だけにこだわると窓や玄関サッシなどの開口部は小さくて少ない方が数値的には良くなります。
しかし本当の快適さは自然の中で感じるもので、日当たり風通しの良い家づくりを先ず考えて計画する事が大切です。
リビング南側のウッドテラスは真夏に直射日光が当たるとデッキ木部の表面温度が60度以上になります。
一方南側のウッドテラスの前にスダレや布タープをつけると表面温度は20度以上下がります。

家の断熱性能が良くても外部環境で快適さはかなり影響を受けてしまいます。
外部の熱が輻射熱として窓から入って来てしまう事もあります。
輻射熱とは焚き火に手をかざした時に感じる暖かさと同じです。
熱の伝わり方は主に直接触れて伝わる「伝導」空気などが熱の影響で動く事で伝わる「対流」、そして熱源から発せられる熱を空間を貫いてダイレクトに感じる「輻射熱」です。
外部からの輻射熱は駐車場の土間やウッドテラスからの影響が大きいです。

外部環境を良くする為には敷地南側の日当たりが良かった場合には駐車場スペースをコンクリートの全面打ちでは無く土や緑が一部にあると熱の蓄熱や照り返しも少なくなります。
外部環境を自家の窓の大きさや配置、軒の出、スダレやタープでコントロールします。
外構造園でも快適さのコントロールはできます。

近隣の皆様と協力して家の配置の工夫、樹木や草を多く植えて街並み自体で涼しい風など微気候を作ることもできます。
ご自分の家の日当たり風通しが良く、断熱性能も外部環境も良ければ一番良いですね。
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