小さな庭と窓からの眺め

2025年03月31日更新

前回のブログで窓からの隣家庭の枝垂れ桜の借景について書きましたが、

今回は隣がすぐにブロック塀やポリカ波板の場合には、どうするか？について書きます。

私の身近なリメックスの3階建て事務所を例にするのでご参考にしてください。

リメックスの3階建ての事務所の敷地は約17坪くらいしかありません。

表側は北側で南幹線沿いです。

本当に少ししか無いスペースの写真奥側には常緑樹のオリーブとトキワヤマボウシを植えて手前の更に狭いスペースには背が低いマホニアコンフェーサーとシルバープリペットで葉と小さな花を楽しみます。

窓の内側からお楽しむよりも外部からの景観を良くすることと入り口へのアプローチのシンボルツリーとしている事で建物の外観の一部にもなっています。

入り口入って奥の裏側(南側)は1mちょっとのスペースでしかも鉄筋コンクリート3階建ての賃貸アパートのポリカ波板塀が高さ2メートル程まであります。

ポリカ波板を板塀で隠して季節感を味わえる小さなを作りました。

紅葉が楽しめるヤマモミジと常緑で成長が遅いハイノキを植えました。

冬は葉が無いと寂しすぎるので常緑樹のハイノキは冬でも青々として寂しい中でも明るく頑張ってくれている感じです。

3月末の今の季節はヤマモミジの新芽の若葉も綺麗です。

尚、前面が幅広の南幹線なので3階から富士山が眺められるので

打ち合わせゲストの席から富士山が見えます。

富士山は見えるだけで有り難さを感じる特別な山ですが雪の積もり方で季節感も味わえます。

「家を設計する事は敷地をデザインする事」と教えていただいた事があります。

家の内部だけで無く外部計画で家の価値は大きく変わります。

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