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社長ブログ

災害に強い家とは?(水害編)

2024年08月31日更新

台風10号の大雨で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

さて、私は家づくりをする上で安全性を第一に考えていますが、水害対策についてどのように家づくりをしているかを書きます。

家を建てる時は先ずはその地域のハザードマップを確認します。建て替えの場合には過去にその土地で洪水に遭った事があるか?確認します。

先ずはその地域の過去の事を本人もしくは近隣の方に訊きます。

1974年の七夕豪雨の時と2022年9月23日の台風15号の時にどうだったか?です。

ハザードマップの水害内水マップを確認すると河川が溢れない場合に大雨で冠水する可能性がわかります。

また、違う水害ハザードマップでは河川を指定するとその河川が溢れた場合の浸水区域が表示されます。

水害対策として、あまりにも危険な場所は土地を購入しないのが一番です。

建て替えの場合には盛り土や、建物基礎で、床の高さを、かさ上げすると良いです。

下の写真は土地を購入されたお客様の家を建てる時に内水ハザードマップを見て盛り土をして助かった一昨年の台風15号の当日朝の写真です。

盛り土で水害から家を守る

内水ハザードマップを確認して水害にあった時に30センチくらいの浸水想定だったので30センチ盛り土をしました。

完成して完成見学会当日の前夜に激甚災害に遭いましたが(清水区石川)コンクリートブロックに水の跡が付いているので分かりますがギリギリ助かりました。

また、違う場所ですが、こちらは、巴川が溢れた時の想定浸水マップで30センチから50センチくらいの浸水想定だったので、盛り土と高基礎を併用しました。

盛り土と高基礎を併用。

玄関ポーチ階段が一段15センチなので玄関入り口まで4段あるので60センチ上げてあります。

床上までは更に27センチ上がるので道路からは87センチ高くなっています。

幸い巴川は溢れませんでしたが七夕豪雨では溢れた事があるので警戒した方がよい川です。

因みに安倍川が溢れた場合の浸水想定マップもありますが、こちらは市内の多くの地域が浸水してしまうので支流の近くの人は対策を講じてもその他河川から離れている人で安倍川が溢れた場合の浸水想定区域に入っている方は建築で対応するよりも保険の水災オプションに加入する事をお勧めします。

水災に遭った時についての対応については次の機会に書かせていただきます。

 

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